校長あいさつ

 

宮城県古川工業高等学校ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 本校は、昭和9年(1934年)開校し、今年度創立90年を迎える歴史と伝統を誇る県北唯一の工業高校です。これまでの卒業生は2万名を超え、産業界や地域社会を支える人材はもとより、官公庁や芸術・文化・スポーツなど、幅広い分野で全国各地において活躍しています。
 全日制は、土木情報・建築・電気電子・機械・化学技術の5学科18クラス、定時制は、電気科・機械科の2学科8クラス、全定あわせ26クラスを有する県内有数規模の工業高校です。
 校訓「友愛、誠実、勇気・健康」のもと、豊かな人間性と創造性を備えた心身ともに健全な工業人の育成を目指して教育活動に取り組んでいます。

 将来の国際社会で活躍するスペシャリストや人間性豊かな工業人を育成するため、本校ではものづくりを通した技術・技能教育や工業ならではの資格取得、そして部活動における、リーダーシップや協力、チームワークなど、社会で求められるさまざまなスキルを磨くことができます。
 今後はさらに、実際的・体験的な学習を通して、科学技術の進展を担うために必要な課題を発見し解決する力や主体的に学ぶ意欲、技術など、これからの時代に必要な資質・能力の育成に向けた教育活動の充実に取り組んでまいります。
 これにより、生徒一人ひとりが将来の社会で活躍し、国内外での挑戦に成功するための力を身に付けることができると確信しています。

 学校行事や部活動、各科の様子、研究成果などについて本校ホームページで随時紹介してまいりますのでどうぞご覧ください。これからも志を高く、これまで培われてきた伝統と校風を引き継ぎ、将来、全国並びに地域産業界に大きく貢献できる人財の育成に努めてまいります。
 学校ホームページをご覧いただいた皆様、そして、保護者、同窓生、地域の皆様方には、本校の教育活動に対しましてご理解を賜り、さらに一層のご支援をいただきますようお願い申し上げます。

 

 令和6年4月 

宮城県古川工業高等学校
 校長 佐々木 隆義

 

教育目標

豊かな人間性と創造性を備えた
心身ともに健全な工業人の育成を目指す

  1. 自発的に学び、かつ考え、行動できる個性豊かな人間を育てる。
  2. 協同精神を重んじ、平和的な社会の発展を図る創造的な能力と実践的な態度を育てる。
  3. 一般教養を高めるとともに、工業の各分野に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ、工業技術の諸問題を主体的・合理的にかつ倫理観をもって判断できる思考態度を育てる。
  4. 工業教育全般を通して、環境問題や安全意識の高揚を図り、望ましい職業観や勤労観を育てる。